2015年9月7日月曜日

German Grenadier Set(Alpine-Miniatures,1/35,Code:35195)

アルパインの1/35レジンフィギュアを仕上げました。造型はTaesung Harmms氏。
このフィギュアではボックスアートを担当させて頂きましたが、今回はプライベートでの製作です。

このフィギュアは1944年におけるノルマンディーでの第21装甲師団の随伴擲弾兵をヒントに作られたそうです。(原型のテソン氏談)
MP40を持った士官はボックスアートと同様、グリーン系が強いスプリンターパターンのチュニックとしました。乗馬ズボンはオーダーメイドの物も多く使われ、このフィギュアが着用しているズボンは内側にタン色のソフトレザーが付けられたものです。また、裁縫部が前後ともに真ん中にあり、なかなか珍しいものとなっています。ボックスアートではテソン氏の要望でグリーンとしましたが、実のところ造型にあたって参考にされた個体はフィールドブルーのものでした。(同タイプの写真がまったく見つからなかったのでテソン氏に教えてもらいました)ただ、私はあまりにも正直にそれを参考としたため、「一見すると空軍のようだ」とボックスアートには向かない旨の指摘を受けたため、急きょ変更しております(笑
多くの乗馬ズボンはグレーに近いグリーン或はブルーといったところですので、もっと彩度の低い色で塗ったほうが無難かもしれません。(私は青と黄色のコントラストが面白かったので是非これで塗りたかった)

 また、珍しいライフルであるGewehr 41 (M)を持った下士官のスモックは44年型の境界がぼやけたタイプのウォーターパターンとしました。(ボックスアートでは輪郭がはっきりした43年型のウォーターパターンとしました)
迷彩パターンの向きは、一般的な縦方向としました。(ボックスアートでは横を向いた個体を参考にしました。レインドロップに注目)
 Gewehr 41 (M)は銃身やボルトハンドル(セミオートマチックだが作動不良に備え付いている)などの特徴を正確に捉えています。

迷彩チュニック及び迷彩スモックは軍の正規品ではなく、第21装甲師団等でみられた各部隊で独自に作られた非正規の装備品であり、多くはツェルトバーンを流用して作られた様子です。(スナイパー用のフードが付いた迷彩スモックは正規品?)
陸軍の迷彩スモックは、初めの内はスプリンターパターングの生地で生産されましたが、これらはグロースドイッチュラント等の精鋭部隊にて集中的に運用され、第21装甲師団等ではそれらよりも遅くに作られた、ウォーターパターン迷彩による迷彩スモックの着用が多くみられた様子です。