2014年9月8日月曜日

1/9 (200mmクラス) WW2 ドイツ軍 ロンメル元帥 (アレキサンドロスモデル,バストモデル)#1

アレキサンドロスモデルのロンメル元帥です。
 このフィギュアは「バストモデル」と呼ばれる形式のもので、ご覧の通り銅像のように上半身のみを切り出した形となっています。
この形式では見るべき、見せるべき点が一目瞭然であり、つまりフィギュアの顔が主役となります。(逆に小さなスケールでは表情よりも身振りが主役になっていると言えるでしょう)
私はフィギュアを塗る上で最も重視したいのがこの表情ですから、割と好んで作るジャンルです。また、バストモデルは1/10辺りの大き目なサイズが多いです から、小さなフィギュアでは出せない密度を得やすいので腕の振るい甲斐があります。ペインターの個性も出やすいのではないでしょうか。





フィギュアは基本的に「ミニチュアパーク」さんで購入しております。このようなニッチな趣味のお店が日本に存在しているのはとても幸福なことだと思 います。金銭の問題として、単に安くフィギュアを購入しようと思えば他に手段はあるでしょうが、こんな世の中ですから微力ながらも懇意にさせて頂きたいと 考えております。お店は取扱いが多く目当ての物を探しやすいのも魅力の一つですね。

そうはいってもけっこー値が張ったフィギュアです(笑)。しかし、それに見合った良い造型ではないでしょうか。
若干パーツ同士に隙間が出来てしまいますが、塗装してしまえば気にならないかなと思います。










目の造型も特に問題ないかと思います。ただ、キャスティングの関係なのかまぶたが少し欠けているような状態でしたのでタミヤのエポキシパテを使い修正しておきました。

それから、ゴーグルはクリアレジンとノーマルの二種類から選択することができます。最初はクリアにしようと思ったのですが、残念ながら上手くフィットしませんでした。 ノーマルでは問題なくフィットしたので変形していたのでしょうか?
ロンメルのフィギュアは、他のメーカーでもこのゴーグルが曲者らしく、クリアパーツの採用は少ないようです。これは呪いでしょうか(笑







クリアじゃないゴーグルは一見すると難易度が高そうですが、描き込みでの表現はやってみると全然そんなことないです。むしろクリアパーツを加工するほうが難しいのかもしれません。アルパインのロンメルもゴーグルがノーマルのレジン製ですが、これはむしろ正解でしょう。無理にクリアパーツを付けず英断でした。












北アフリカのロンメルと言えば、ゴーグルとこのマフラー でしょう(?)
マフラーの模様も勿論描き込みで表現しなければいけませんが、一度コツを掴んでしまえばあとは根気の問題です。時間を掛けただけ効果も表れやすい個所ですので、気合い、入れて、塗り以下省略

































後姿の造型も素晴らしいですね。良いフィギュアはどの角度から見ても破綻がないものです。特に背中は単調になりがちですので塗装しても間延びした印象となり易いのですが、このように抜かりなくシワが入れてあるとそのような心配は無用です。














DAKのシンボルマークも付属。折角なので塗装してベースにくっ付けましょう。

















塗装前にサーフェイサーを吹いて下地を作るのですが、その前に一仕事。一通りの成形を終えたら、離形剤落としで洗浄します。そうしないとサーフェイサーや塗料の剥離の原因となりますので、保存性を高める為にも絶対に欠かせないパートです。目立たない事ですが、重要なことです。
(長時間付け置きすることで)中性洗剤のみで洗浄を済ませてしまう方もいるようですが、私は付け置きの時間を短時間で済ませたいのと、離形剤がどキツイフィギュアは中性洗剤如きモノともしない(笑)ので、このような離型剤落としを使用しております。 ガイアノーツのものはそれほど強力でもないようですが、比較的小さなレジンフィギュアならこれで十分だと感じております。しつこいものでも2,3回繰り返せば問題ありません。




洗浄が終わって水分を完全に乾かしたら黒と白のサーフェイサーを吹いて下地を、そして光と影の目安を作っておきます。
サーフェイサーはしっかり吹いておいたほうが良いと考えております。モールドを損なわぬようにと過度に薄く吹いてしまうと、サーフェイサーの定着不良を起こして塗料の剥離原因となりかねません。下地をしっかりと作る。これも地味なことではありますが、重要なことです。

















































これで塗装前の下準備は完了です。なんだかんだで手間が掛かるパートですが、片手間に進めても別に問題ないので、私は気が向いたうちにやってしまうスタイルです。
他にも下準備のみ完了したフィギュアがあったり、ご依頼分の製作等ですぐに塗装を開始できるかどうかはわかりませんが、取りあえずの製作候補ということで投稿させて頂きました。

それでは、また次回!

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