2014年9月10日水曜日

1/35 武装SS戦車兵 下士官 大戦後期 B(アルパイン,35046)#レビュー

アルパインの1/35レジンフィギュアです。レジンフィギュアの製品として最高峰の品質を誇るメーカーですので、ご存じの方も多いことでしょう。流通も多いので日本でも比較的入手し易い利点があると思います。
造型はこのメーカーでお馴染みのTaesung Harmms氏(以下、ハームス氏)。

















先ずは胴体を正面から。アルパインの1/35はこのフィギュアと同様にT.ハームス氏の担当が多いようですが、彼のはシワの造型が好みですね。繊細でありながらメリハリもあり、エッジも利き過ぎていないので描き込みに向いた表現だと思います。













胴体を後ろから。これを見るだけでも重心の掛かり方等もが非常にナチュラルであるとわかります。このスケールでここまでやってくるフィギュアはなかなかありません。
















クラッシュキャップを被ったヘッド。このフィギュアは2007年発売の物で、まだこの頃のT.ハームス氏の造型は現在のレベルからすると眼の造型にちょっと難ありだった様子です。このスケールで眼球の球体表現をしてきていることに驚きましたが、造形が不十分で眼の描き込みを阻害するような作りとなっています。また、顔が細長い形なので眼を大きくすることが出来ず、さらには眼が中央へ寄っているように見えることから、幾らかバランスがという悪いマイナス点もあるかと思います。ただ、こんなこまけーことは顕微鏡使わないと無理ですので、はっきり言って1/35はど変態御用達のマニアックなジャンルだと考えております。特にアルパインは作り込みの度合いがぶっ飛んでます。こんなの絶対おかしいよ(讃嘆




耳や頭髪の造型も抜かりないですね。兎に角作り込んである。堪らないですね(笑






































アルパインのヘッドは選択式ですが、顔は同じで被り物のみ異なるパターンが殆どです。こればっかりは仕方がないのかなとも。このレベルでヘッド作るのすげー大変でしょこれ…
























































ホルスター。キャスティングの関係で少し欠けているのが残念ですが、多少は仕方がないのでしょう。薄く繊細な装備品類に稀にあることなのですが、気泡の入る確率はこれよりも低めなのでやはりキャスティングの質は高いです。















いちいち説明する必要もないのですが、流れなので言っときます。腕ですね。1/35に限らずアルパインは腕の接合部分にゲートが来てしまうことが多いので、切断除去はくれぐれも慎重に行う必要があります。















アルパインはヘッドの造型も良ければ手の造型も秀逸です。指もちゃんと指になってるんですよ。変なこと言ってるみたいですが、このスケールで手を当然のように表現してくるってのは何度でもハッキリと言いますがど変態ですよ、ど変態。最近のは更に磨きが掛かっています。

以上がキットの内容となります。何やら長々と語りましたが、一言でいうと「アルパインすげー」です。良い造型のフィギュアはテキトーに塗ってもそれなりに映えると考えますので、自信付けるのには持って来いですが、それなりに技術を求められる局面もあったりなかったり。

それでは今日はこの辺りで、また次回!

0 件のコメント:

コメントを投稿